プリンスリーグ東海 最終節結果
プリンスリーグ東海 最終節
富士市立高校 2-1 名古屋グランパスエイトⅡ
得点者:遠藤壮大(2年スポーツ探究科)
最終節を前に最下位。残留のためには「勝つこと」が最低条件でした。結果として最終順位は8位。残留可否は、プレミアリーグの静岡学園、そしてプレミアリーグプレーオフに進出するエスパルス・ジュビロの結果次第となります。
選手権後の3試合では、上位チームが星を落とす展開が続きました。上位が来季を見据えてメンバーを落としたのか、下位チームが意地を見せたのか──。いずれにしても、富士市立としては残り3戦を迎える前に、もっと勝点を積んでおかなければいけなかったと感じています。
個人的には、プリンスリーグ東海という“この年代の最高峰リーグ”で、来年を見越したメンバー編成をするという選択肢はないと思っています。「与えられた」チャンスは本物ではありません。チーム内競争に勝ち、バチバチの試合で実力を示してこそ、選手は成長するものです。
残留がかかった3試合は、確かに苦しいものでした。しかし同時に、大きな成長のチャンスでもありました。試合に出た選手の多くは来季のない3年生でしたが、だからといって、試合に出られなかった2年生以下に成長の機会がなかったわけではありません。
残留しようが降格しようが、結局は“目の前のことに全力を尽くす”だけです。毎試合、出場する・しないに関わらず準備を徹底し、1試合に全力を注ぐ。それを1年間積み重ねる。結局はシンプルに、それだけです。これはプロでも、高校生でも変わりません。
来シーズンの各カテゴリーの開幕は3月、もしくは4月です。時間はありません。
<今後の残留・降格の可能性について>
プリンスリーグ東海では、下位2チームが自動降格となりますが、
さらに上位リーグである「プレミアリーグ」の結果により、降格チーム数が変動します。
富士市立の来季リーグは、以下のいずれかの結果によって決定します。
【パターン①】
静岡学園がプレミアリーグに残留
→ 富士市立 残留
【パターン②】
静岡学園がプレミアリーグからプリンスリーグ東海に降格
しかし
清水エスパルスまたはジュビロ磐田がプレミアリーグへ昇格
→ 富士市立 残留
【パターン③】
静岡学園がプリンスリーグ東海へ降格
かつ
清水エスパルス・ジュビロ磐田がいずれもプレミアリーグに昇格できない
→ 富士市立は 静岡県ユースリーグAへ降格
選手たちは厳しい状況の中でも最後まであきらめず、最終節を勝利で締めくくることができました。
1年間、応援ありがとうございました。














