企業見学に行ってきました。

3/8(土)富士市内にある王子マテリア様富士工場の見学に伺いました。今回は富士ロータリークラブさんの職業奉仕事業の一環として企画していただき、工場の見学や職業体験などに参加させていただきました。

工場内は想像以上の広さで、東京ディズニーランドのおよそ半分ほどの規模だということです。敷地内の移動は車というのもうなずけます。まず、届いた古紙をストックしておく場所を見学しました。コンビニなどで見かける古紙回収ボックスの古紙は、最終的にここに運ばれてきます。普段回収ボックスに入れて終わりで、その後の工程など考えることもありませんが、あらためて、古紙を回収しリサイクルすることの重要性を感じました。倉庫ではたくさんのトラックやフォークリフトが行き来し、古紙の塊を巨大な水槽の中に運びます。そこで「パルプ」というどろどろになった紙繊維が完成します。

次に工場内に入りました。そこでは全長200メートルにおよぶ機械でパルプから紙を作る工程が行われています。まっすぐに伸びる巨大な機会やクレーンなど、スケールの大きさを感じました。

たいへん大きな機械の管理ですが、実際には緻密な作業や、事故やミスがないようルールが細かく決まっており、そうした努力の上で、ようやく私たちが普段目にする商品のパッケージや美しい紙などが完成するということを学びました。

その他、紙の強度の実験や、パルプから紙を作る体験などもさせていただき、私たちのために多くの職員の方が会社や紙の製造、流通についてのお話をしてくださいました。クイズや資料を用意してくださったり、誘導や詳しい説明をしてくださったりとたいへん丁寧にご対応いただきました。紙のリサイクルなどについて真剣に考える機会をいただくとともに、王子マテリアの皆様の温かさを感じる見学となりました。本当にありがとうございました。