ビジネス探究科 商品開発(収穫体験)
2022.07.11
ビジネス探究科3年生の「商品開発」では、富士市の特産品である「ブルーベリー」と「ほうじ茶」を使った新商品の開発に取り組んでいます。
今回は、「富士市農政課」・「JAふじ伊豆」に協力していただき、「収穫体験」を行いました。
34HRは、大淵地区で「ほうじ茶」について、生産者からお話を伺い、焙煎する様子を見学させていただきました。
その中でも、富士市産ほうじ茶の中でもトップブランドである「凛茶」は、指定された農家のみが生産できるということで、使用するのは原材料の2%のみ、焙煎する機械も市内で製作した特注品であるといった、こだわりを知ることができました。
また、同じほうじ茶でも、「凛茶」とそれ以外の商品との差別化や、同じ商品でもパッケージが赤色か茶色かによって購買層が異なるといったマーケティング戦略についても学ぶことができました。
後半は生徒から生産者への質問が続き、各班のアイデアを実現させるためのヒントを得ていました。
35HRは、岩松地区で「ブルーベリー」について、岩本山ブルーベリー農園の生産者望月さんからお話を伺いました。
予定されていた収穫体験は前日の雨により中止となってしまいましたが、当日に朝摘みされたブルーベリーを試食させていただき、富士市産の甘さを実感することができました。
生徒は自分たちが授業で考えているブルーベリーの商品案をもとに、望月さんに相談をしたり、実物を品種ごと食べ比べしたりすることで、より具体的な案が出てきていたと思います。
夏休みには、1学期に探究してきたことと今回の体験を生かし、各班が試作品やアンケートなどの活動をしていきます。