職員研修週間
6月8日から19日までの2週間、本校では職員研修週間として、教員同士が互いの授業を参観し合い、授業力の向上を目指した研修を行っています。
本日は、1年生の化学基礎の授業を参観しました。授業のテーマは「分子の極性」です。
授業は、「なぜカレー屋ではラッシーが提供されるのだろう?」というメインクエスチョンからスタートしました。身近な疑問からどのように分子の構造の学習へつながっていくのか、生徒たちの興味を引き出すわくわくする展開でした。

続いて、滴下した水にティッシュでこすったストローを近づける実験を行い、水が静電気の影響を受けることを確認しました。


知識の習得には動画教材を活用し、生徒たちはそれぞれの理解度に応じて動画を巻き戻したり、プリントを参考にしたり、インターネットで調べたりしながら主体的に学習に取り組んでいました。


さらに実験動画を通して、「極性をもつ物質同士、あるいは極性をもたない物質同士は溶けやすいが、性質の異なる組み合わせでは溶けにくい」ことを学びました。そして、辛味成分であるカプサイシンの性質について考察し、「カプサイシンは水には溶けにくい一方で、牛乳やヨーグルトに含まれる成分には溶けやすいため、ラッシーを飲むことで辛味が和らぐ」という結論にたどり着いていました。
生徒の興味を引き出す工夫や、「解決したい」と思わせる問いの設定、主体的な学びを促す仕掛けなど、多くの学びがある授業でした。また、授業の最後には「交換日記」と名付けられた振り返りシートを活用し、生徒の理解度を丁寧に確認していました。
富士市立高校には、日々授業研究を重ねながら授業力の向上に努めている教員が数多くいます。今後も互いの授業を参観し合い、それぞれの実践のよさを学び合いながら、よりよい授業づくりに取り組んでまいります。



