自然探究・社会探究 合同授業
11月19日に香川大学医学部付属病院の十川麗美先生に「遺伝から“科学を身近に感じてみよう」と題して講演いただきました。
今回のMISSIONは以下の二つです
①科学は身近にあり、社会生活とも密接に関わっていることに触れる ②遺伝を通して、社会の多様性を考える
②遺伝を通して、社会の多様性を考える

科学と私たちの生活は密接に関わっていますが、なかなかその繋がりを見出すことは日常では難しいかもしれません。こうした隔たりを乗り越えるきっかけとなる有意義な講演でした。
私たちが普段食べる桃の家系図、遺伝による体質の違い、小さな遺伝が生物一般に与える影響の可能性など具体例を示しながら丁寧に解説してくださいました。
また、認定遺伝カウンセラーの存在や理系人材としてのキャリアなども参考になる部分がたくさんありました。
遺伝と一口にいっても切り口は様々で、医療や工学、文化人類学といった文理問わず広がる世界があることも印象的でしたね。
現在、2年生はテーマ探究を行っています。自分の立てた問いに対して科学的にアプローチできる可能性もありそうですね。
十川さんが冒頭に「発想は出会う人に比例する」とおっしゃっていました。
今回の出会いも皆さんの発想の一助になれば嬉しいです!
〈生徒の感想〉
・遺伝を通して、科学は身近にあるんだと感じられ、遺伝が深くみると工学・生物・化学に分かれると同じように、究タイム(探究学習)のテーマ探究も関わりをもっと深く調べたいと思った。また、医療の仕事について知れて良かった。
・遺伝は親から、顔、目の色、身長、酒の強さを受けるということは知っていたけれど、遺伝から病気を予測できたり、治療薬につながることを初めて知り、遺伝について知ることで病気を予防できると分かったため、遺伝医療に興味をもった。人間だけでなく、食べ物や動物も同じだと知り面白いと思った。





