南稜祭体育の部の企画・運営を担う〜スポーツ探究科３年生が中心となって〜

富士市立高校では、南稜祭体育の部の企画・運営をスポーツ専門学科であるスポーツ探究科の１〜３年生が担当しています。なかでも、３年生は授業『スポーツ総合演習』の一環として中心的な役割を担い、競技には参加せず、運営に専念することが大きな特徴です。

生徒たちは、南稜祭体育の部のテーマや競技内容、タイムスケジュールなどを盛り込んだ「実施要項」の作成に加え、新たな競技の提案や試技も行っています。実際に自分たちで競技を試し、進行のしやすさや安全面に配慮しながら、実施の可否を慎重に検討します。

こうした準備を通して、生徒たちは、行事の裏側にある企画力や調整力、協働する力の重要性を実感しています。「参加する」だけでは得られない経験を重ねながら、体育祭の成功に向けて取り組んでいます。

本日の授業では、前回グラウンドで行った新競技の試技をもとに、実施の可否や、実施する場合のルールや進行方法について話し合いを行いました。また、全体の要項についても最終確認を行い、9月30日の南稜祭体育の部本番に向けて準備を着実に進めています。