11/30デフサッカー教室ボランティア(地域交流課)

2024.12.06

令和6年11月30日、本校グラウンドにて「デフサッカー教室」を開催しました。この教室では、未就学児の聴覚障害者とそのご家族をお招きし、本校サッカー部と野球部の生徒が協力して、交流を深める活動を行いました。

デフサッカーとは、聴覚に障害のある選手がプレーするサッカー競技で、視覚を中心にしたコミュニケーションが求められる特徴があります。試合中は審判の笛の代わりにフラッグを使用するほか、選手同士は視線やジェスチャーを用いて意思疎通を図ります。こうした工夫を通じて、音に頼らずともスポーツを楽しむことができるのがデフサッカーの魅力です。

当日は、基本的なボール遊びや簡単なゲームを通じて、子どもたちが笑顔で楽しめる時間を提供しました。生徒たちは、視線やジェスチャーを活用したコミュニケーションを体験する中で、普段とは異なる環境でのチームワークや相手への配慮の大切さを学びました。

参加した生徒たちからは、「子どもたちと触れ合う中で新しい発見があった」「相手に伝える工夫を考える良い機会になった」といった感想が寄せられました。

この教室を通じて、スポーツを介した交流の楽しさや学びを共有できたことは、大きな意義がありました。今後も地域とのつながりを深め、多様な活動を積極的に進めていきたいと思います。

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