教育実習生による研究授業（保健体育）

　11月20日（水）、教育実習生の滝澤かんなさんがスポーツ探究科26HRで保健体育の研究授業を行いました。「環境と健康にかかわる対策」の単元で産業廃棄物が環境汚染に及ぼす影響を知り、対策法を考える授業です。最初に環境について自分の身近なところで配慮したものを使っていないか、生徒に考えさせ、実際の企業の取組について動画を見ることで理解を深めました。時折り、クイズを交えるなど、生徒の様子を見ながら授業を進めることができていたと思います。

　環境に対する取組みについての知識理解が深まったところで、実際に産業廃棄物処理施設が建設された場合、処分業者行政に対してどのような要望を出すのかグループワークで考えてみました。グループワークの際にも机間巡視をしてグループに適切なアドバイスをしてくれました。

　最後は、グループで話し合った内容の発表を行いました。騒音や作業時間に対する要望や、作業車をエコカーにするなど様々な意見が出ました。エコカーは授業で見た動画をヒントにしてくれたようで、前半の知識理解を深める授業の重要性を感じました。

　以下は授業を担当した滝澤さんの感想です。

　生徒のみなさんが積極的に反応してくれたおかげで授業がやりやすかったです。授業を展開するにあたり、発問の仕方やどうやって巻き込んで問題解決していくかとても勉強になりました。見に来て下さった多くの先生方のご意見をもとにさらに良い授業をつくっていきたいです。