ミハイル・ガルージン駐日ロシア大使との意見交換会

12月8日にミハイル・ガルージン駐日ロシア大使が来校し、本校の生徒20人と意見交換を通した交流をしました。

大使からは「外交官の仕事を通じて得たこと」について、 日本とロシアとの関係から科学技術や資源、国際平和に及ぶまで幅広いお話をしていただきました。

お話のなかでは、「多様な世界であるからこそ、国際関係においては 自分の価値観を押しつけないことが大切だ」とのメッセージもいただき、その世界の観方（みかた）に大変感銘を受けました。

また、生徒からの「国家間の対立についてどう対応しますか」という質問に対しては、ワクチンの供給などの具体例を示しながら、国際協調の大切さを丁寧に教えてくださいました。

大使や外交官としての仕事の意義などを伺い、まだまだ知らないことがたくさんあることに気づいたという生徒の感想があり、知的好奇心も高まったように感じます。

富士市とロシアの関係は1855年のディアナ号の沈没まで遡ります。こうした一つひとつの交流を通して、世界の広さを感じてもらえたら幸いです。

ロシア大使館の皆様、静岡県地域交流課の皆様ありがとうございました。