🌎ビジネス探究科2年生海外探究研修【3日目：国境を越えた交流】

2025.12.01

研修3日目の12月1日（月）は、シンガポールから国境を越え、隣国マレーシアへと移動しました。この日は、現地校との学校交流や、マレーの伝統的な村でのホームステイ体験という、国際理解を深める重要なプログラムが実施されました。

07:30 国境を越えてマレーシアへ

生徒たちは早朝に起床し朝食を済ませた後、バスでマレーシアのジョホールバルを目指して移動を開始しました。バス車内でHR委員による点呼を行い、パスポートを持参して国境にあるマレーシア税関に到着。厳正な出入国審査を体験し、シンガポールとマレーシアという二つの国をまたぐ貴重な経験をしました。

10:00 文化研修③：現地校との学校交流

ジョホールバルに到着後、現地の学校であるSMK TAMAN TUN AMINAHを訪問し、学校交流会が始まりました。

交流会では、まず班ごとにペアリングを行い、自己紹介やアイスブレイクを通じて現地校の生徒と打ち解けました。本校の引率代表者と生徒代表の挨拶に続き、記念品交換が行われ、お互いの友情を深めました。両校の生徒による出し物では、文化の違いを感じながら大いに盛り上がりました。その後、グループ交流や校内ツアー、写真撮影を通じて、お互いの学校生活や文化について活発に意見を交換しました。この交流は、異なる文化や価値観を理解し、国際的な視野を広げる大変良い機会となりました。

12:15 文化研修④：シナラン村での異文化体験

学校交流を終えた生徒たちは、マレーシアの伝統的なシナラン村を訪問し、異文化体験を行いました。

村長の歓迎挨拶と本校生徒代表の挨拶、お土産の交換を済ませた後、生徒たちは班ごとに現地の家庭を訪問しました。これが研修の目玉の一つであるホームステイ体験です。生徒たちは民族衣装に着替え、家庭料理の昼食をいただきました。食事は素手で食べるという現地の習慣を学び、右手のみを使うというマナーを実践するなど、生活に根ざした異文化を深く体験しました。昼食のメニュー例としてマレー風チキンココナッツカレーや牛肉の甘辛煮などが提供され、文字通り現地の味を楽しみました。この貴重な経験は、多様性に対する理解を深める大きな学びとなりました。