『スポーツⅡ』サッカーの授業でリーグ戦と運営に挑戦(得点シーンあり)
スポーツ探究科2年生(42名)は、前期に「技術」をテーマとして、サッカーのプレーを7つの局面に分け、それぞれの班が先生役となって模擬授業を行ってきました。生徒たちは、自ら教える立場を経験することで、技術やルールへの理解を深めるとともに、主体的に学ぶ姿勢を身につけました。
後期には、これまでの学びを生かして、「試合形式」と「試合運営」の2つをテーマに授業を行いました。リーグ戦形式で実際に試合を行い、運営も生徒自身が担当することで、プレーヤーとしての技術向上だけでなく、協働力や責任感を育てることを目指しました。
授業の概要
2年生42名は3チーム(A・B・C)に分かれ、3チーム総当たりのリーグ戦を2回実施しました。試合は正規のコートと公式ルールに基づいて行われましたが、授業ならではの独自ルールも取り入れました。
たとえば、「サッカー部同士のパス交換禁止」など、生徒たちが自ら話し合って決めた工夫が随所に見られました。
また、すべての生徒が「プレーヤー」と「運営スタッフ」の両方を経験しました。
主審や副審、ボールパーソン、メディカル係、撮影・記録係など、試合運営に必要な役割を分担し、全員が責任をもって取り組みました。特に、運営を担当した生徒たちは、試合を安全かつ円滑に進める難しさを実感しながら、裏方の大切さを学んでいました。
授業の成果
授業を通して、生徒たちはプレー面だけでなく、チーム運営や試合管理の視点からもサッカーを多面的に理解することができました。
また、1回目のリーグ戦をもとに戦術などを見直し、2回目に改善を反映するなど、「観察 → 分析 → 改善」の学びのサイクルを体験する姿も見られました。
まとめ
今回の授業を通して、生徒たちは技術面だけでなく、仲間と協力して学ぶ楽しさや責任を実感していました。今後も、こうした実践的な学びを重ねながら、「主体的に学び、互いに高め合う」スポーツ探究科らしい授業を展開していきます。






