「スポーツⅡ」サッカーの授業で指導者体験を実施（授業動画あり）
2025.06.06
富士市立高等学校スポーツ探究科の2年生は、スポーツ探究科専門科目「スポーツⅡ」の授業で、サッカーを題材とした指導者体験に取り組んでいます。
1学期は、生徒42名を8グループに分け、それぞれが異なるテーマを設定して授業案を作成。グループごとに模擬授業を行い、生徒自身が指導者役を務めました。授業の構成は、
- ウォーミングアップ
- TR1（相手がいない状況での技術の獲得）
- TR2（相手を想定したスキルの獲得）
- Game（実戦形式の練習）
という4段階で実施されました。
生徒たちは、『指導者の立場』からこの授業の題材であるサッカーを捉えることで、選手としてのプレーや技術を改めて見つめ直すきっかけを得るとともに、教えることの難しさや奥深さを実感していました。また、将来教員やスポーツ指導者を志す生徒にとっては、『セカンドキャリア』を見据えた視点を養う貴重な機会となりました。
今後、『部活動の地域移行』が進む中で、社会人として地域スポーツに関わる可能性も高まっていきます。この授業で得た経験が、将来、指導者としてスポーツに携わる際の礎となることを期待しています。
2学期には、実際の試合運営や審判法について学び、スポーツ現場を支える側面にも目を向けながら、さらに多角的な視点で学びを深めていきます。プレーヤーとしてだけでなく、運営や指導、審判といったさまざまな関わり方を体験することで、より広い視野をもってスポーツと向き合う力を育んでいます。
富士市立高校スポーツ探究科では、理論と実践の両面からスポーツを深く学ぶ教育を通して、生徒一人ひとりの将来の可能性を広げていきます。
詳しいカリキュラムや活動内容については、富士市立高等学校公式サイトをご覧ください。
＜授業を担当した生徒の振り返り＞↓
＜授業を受けてよかった点や改善点の振り返り＞↓
