デフ(聴覚障がい者)キッズサッカー教室にボランティアとして参加

2025.02.17

2月15日、サッカー部の部員がデフ(聴覚障がい者)キッズサッカー教室にボランティアとして参加しました。本活動は、サッカーを通じた地域との交流を深める貴重な機会となり、参加した生徒たちにとっても多くの学びがありました。

今回の活動には、日本高校選抜に選出された山﨑絢心(やまざき けんしん)も参加。子供たちとともにプレーし、コミュニケーションの工夫や相互理解の大切さを実感しました。

生徒たちは、普段のサッカーとは異なる環境でプレーすることで、新たな視点を得るとともに、スポーツの持つ可能性や多様性について考える機会となりました。今後も、地域とのつながりを大切にしながら、さまざまな活動に取り組んでいきます。

地域交流課・サッカー部監督:杉山秀幸教諭コメント

「今日はチームの活動がお昼からなので、朝からデフサッカースクールにお邪魔しました。今回サポートしてくれた高校生は、初体験が多い怪我人の選手たちだったので様々な気付きがあったようです。なかには、俺はスクールの常連だと誇らしげな選手もいましたが、同時に怪我の常連だということにも気付けるといいですね。もしかしたらスクールに参加したいがために、わざと怪我をしているのではないかと思いました。怪我をしても活躍できる場所があることは良いことですが、怪我人じゃなくても手伝えるので、できるだけ怪我をしないように気をつけて二刀流でいきましょう」

<参加生徒振り返り>

小畑龍武耳が聴こえにくい子供たちに対して自分なりにジェスチャーや実際に行動に移してコミュニケーションをとりながらサッカーの魅力や運動の楽しさを伝えられたことが良かったと思う。
細谷蒼太今回初めて参加させていただき、聴覚障害を持っている子には後ろから声をかけるのではなく、目に見えるところから声をかけるということを知ることができたので、今後の生活に活かしたいと思いました。
栗田陽冬普段小さい子ども達と関わることがあまりなかったけど、今回の体験を通してどのようにしたら子ども達を楽しませることができるかなど考えることができました。これから障がいのある人も軽蔑したりせず自分たちと同じように接して行きたい。
河合哲平障がいを持った子どもと関わることは滅多にないので貴重な経験をさせてもらいました。普段あまり意識していない相手の表情を見ながら喋るということがとても大切だと今回の体験で感じました。
山﨑絢心小さい子はルールなどを理解することなどができてない時があるのでしっかりと教えることが大切だと思いました。
鈴木悠斗今回参加して、小さい子達とコミュニケーションをとったり、一緒にサッカーする上で対等な目線で話すことを大切にした。今後沢山の場面で沢山の人と交流していくと思うので、立場を意識して行動できるようにしていきたい。
佐野響太なかなか視覚障害の子供たちと関わる機会がないのででき経験になった。この先色んな人と関わっていくと思うのでこの経験を活かして行きたい。
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