元Jリーガー中村亮氏を迎えた特別講演会を開催しました
令和6年11月20日、本校スポーツ探究科1年生を対象に、スポーツ総合演習の一環として「セカンドキャリア教育・スポーツで海外に進出する」をテーマとした特別講演会を開催しました。講師には、元Jリーガーであり、現在は株式会社With you取締役社長を務める中村亮氏をお迎えしました。
講演では、アスリートとして必要な心構えやスキルに加え、将来のセカンドキャリアに向けて高校生が今から取り組める具体的な方法について詳しくお話しいただきました。また、中村氏の海外での経験に基づき、英語圏での生活や仕事に関する実践的なアドバイスも共有され、生徒たちにとって大変貴重な学びの機会となりました。
参加した生徒たちは、中村氏の実体験に裏打ちされた現実的かつ具体的なアドバイスに大いに感銘を受け、将来の目標や進路について改めて考える契機を得ることができました。この講演を通じて、スポーツを通じた新たな可能性や、グローバルな挑戦への意識をさらに高める機会となりました。
今後も本校では、スポーツと学びを融合した教育を通じ、生徒一人ひとりが自らの未来を切り開く力を育む取り組みを続けてまいります。
なお、私と中村亮氏は大学時代、選抜チームでともにプレーした経験があります。当時の活動期間は約3週間と短いものでしたが、こうして20年以上経った今でも互いのセカンドキャリアを通じて、つながりを持ち続けられていることを大変嬉しく感じています。次回は、クラス単位ではなく、学年全体を対象にした講演会としても企画を進めたいと考えています。
以下に、生徒の振り返りコメントを掲載します。ぜひご覧ください。
文責:高林(スポーツ探究科教諭)
<生徒振り返りコメント>
河村 治侍郎
私は中村さんのように勇気がないので、今日の講話で勇気を持って外に出ること、行動することをしようと思いました。そしてセカンドキャリアをどうするか参考になったので、とても良い講話で楽しかったです。
荒岡 杏羽
自分は今やりたいことが大まかには決まっているけど、細かくは決まっていないので、これから自分の好きなことややりたいことを色々な視野から見つけて、どんどん行動しようと思いました。部活などで成績を残して、それが将来使えるようにしたいです。
額川 幸太郎
今回、講話を聞いて、もしプロになった時のことを考えて、その後にも続くようにいろいろ頑張ろうと思いました。また、アメリカ留学をサッカー推薦で進学させるという事業にとても惹かれました。
中野 貴琉
まだ全然視野を広げて将来のことを考えていないため、少し見方を変えて将来のことを考えてみたいです。一歩踏み出してみないとどうなるかわからないため、何事も挑戦する心を忘れずに取り組みたいです。
夏目 瑛大
セカンドキャリアを学んだことにより、高校卒業した後何をするかは決まっていませんが、サッカー部なのでサッカーのことでたくさんの選択肢を持ってたくさんのことに挑戦したいと思いました。それはセカンドキャリアだけでなく、高校卒業後でも同じだなと感じました。
中野 倫来
自分も今やっているスポーツを引退し、セカンドキャリアとして仕事をする時に自分のスポーツ関連で決めるのもいいと思うが、一歩踏み出し新しい世界を歩むのもセカンドキャリアの一つだと思いました。
望月 周飛
自分は自分の将来のことを考えたりすることが苦手で、今でも自分の未来を見据えることができていませんが、今回の講話や今までの職業講話などで「自分のやりたいこと」を仕事にしている人がたくさんいました。それに加えて前もって目標を決めている人もたくさんいたので、苦手ではありますが、少し先のことでも目標を立てていきたいと思いました。
大谷 碧斗
まだ私たちはゼロキャリアであるため、何も考えずに日々部活動を頑張って将来のためにやっています。そのため、セカンドキャリアのことは何も考えていませんでしたし、自分の好きなことにつけばいいやとその場になれば大丈夫だろうと思っていました。けれど今回の中村亮さんの話を聞く限り、今から少しずつでもいいからやってみたい事などを見つけて色々と経験した方がいいと感じました。高校生活も始まったばかりですが、セカンドキャリアのことも考えて日々の生活を切磋琢磨したいと思いました。また、中村亮さんの会社であるwith youという会社にとても目が惹かれました。私は大学に行くということは決めていましたが、海外留学までのことは全く視野に入れていませんでした。また、留学するのに必要なことや英語圏であることにとても不安がありました。しかし、今回の講話を聞いているとそういったサポートもしてくれて挑戦しやすい環境になっているんだなと実感することができました。大学は日本だけでないということに気付けたので、海外も視野に入れてもいいなと思いました。
田村 太幸
プロサッカー選手を引退したあとのことも考えて、より勉強しておいて損はないなと思いました。
山本 亜胡
中村さんの講話で行動を起こすこと、視野を広げることの大切さを学びました。また、身近な人から信頼を得ていくという言葉が印象に残っています。自分をサポートしてくれている人(家族、顧問、部活の仲間など)から信頼してもらい、愛されることで人間関係が広がり新しい出会いや発見があるんだと考えさせられました。今から将来の自分を想像して行動に移していこうと思いました。
大崎 紗楽
今の生活には英語の勉強をとにかくやっておいた方が、今後進路などを決める際に困ることはないと中村さんのお話を聞いてわかったので、英語の勉強に力を入れていきたいと思いました。また、進路を決める際は、親や周りからどう見られるかではなくて、自分が何をしたいかを重要視することが大切だと思いました。他にも、視野を広げてみて自分が何に興味を持っているのか知ってみたいなと思いました。
田辺 彪武
これからの進路を決めるにあたって、自分自身の考えと向き合うことが大事だということが参考になった。
遠藤 悠陽
新しい世界に一歩踏み出すことで、今までの生活とは異なり考えたこともないような人生を送れると感じました。
滝口 陽喜
自分自身で道を切り開いて、好きな事を好きなだけ追求した中村さんのように粘り強く何事にも取り組む事がとても大切だと感じ、自分も自ら行動できるようにしていきたいです。
菊池 琉良
セカンドキャリアについて、貴重なお話を聞かせていただき、多くのことを学ぶことが出来ました。厳しい現実ばかりで、世の中はそんなに甘くないということを改めて感じました。自分の目標を立て、その立てた目標が達成できるように、日々努力を積み重ねていきたいです。進路を選択する上で、自分が好きなことは何か、自分がしたいことは何かなど、自分自身についてよく考えることが大切だと感じました。高校生活では、色々なことに挑戦し、自分自身がたくさん成長できるようにしたいです。私は、まだ将来のことについて想像がつかないので、視野を広げ、新しい発見をたくさんしていきたいです。そして、進路に繋がるような充実した高校生活を送っていきたいです。
芦澤 憲一
自分が大切だと感じたのは、「始めるのに、遅いことはない」と自分と好きなことは見つけるのに5年、10年かかっても無駄ではないということです。自分は今やっても遅いというか、マイナスなマインドがよく働いてしまうので、それを打破するために意識的にこの言葉を使っていきたいと思いました。またそれに繋げて、どんなに時間がかかっても楽をしたり、効率を求めるのではなく、努力して身近な人からだんだん信頼を勝ち取っていきたいです。
松村 昴
自分は挑戦することは苦手だけど、中村さんのようにアメリカへの一念発起する勇気が凄いと思いました。なので自分も勇気を出して色んなことに挑戦して、学校や部活動で生かせるようにし、また、セカンドキャリアという学習では自分の好きなことをすることを大切にし、しんどい時期とかあっても好きなことなので心は元気になれるからめげずに続けられると思いました。
嶽石 覇旭
今回学んだ事から、進路や何かに挑戦するときに過去の自分からのプライドや周りからどのように思われるのかなどの負のバイアスをかけるのではなく、今自分自身何がしたいのか、そのために何をしたら良いのかを考えて生活していきたいと思いました。
泉 遥人
私は今日の講演を聞いて、これからチャレンジを大切にしたり、自分の夢のために地道にコツコツと努力を重ねていき、いざという時のために自分の苦手なことから逃げることのない強い人になりたい。また、話を聞いていて僕は、海外で何かを学ぶというのは楽しそうだなと思いました。私は今サッカーであまりプレーのキレが伸びず困っていたけれど、今日の講演でもっと頑張ろうという勇気をもらうことができました。
岩本 音和
スポーツ選手はなれたら本当に凄いけど、なるまでとなった後が凄く大変なんだなと思いました。肩書きや見栄を張ることにとらわれずに自分自身のやりたい事を大事にしていきたいです。そして、自分のやりたい仕事を見つけられるように考えていきたいです。
北井 爽太
今回の講演で何か目標を達成するためには勇気と行動力が重要だと学べました。この講演をきっかけに部活動等の生活の中で積極的に行動し、自分の成長に繋げていきたいと思いました。
大森 寛己
自分の中の自分を知ることがとても大切だなと思いました。まだ自分自身のほんのちょっとした所しか知れていないんだなと思ったし、もっと自分のことを知って好きなことなどを増やしていきたいと思いました。
大間 久道
今のゼロキャリアの内に勉強をして、資格をとったり、大人の話を聞いたりして視野を広げていきたいです。そして今やってるサッカーを大切にしていきたいです。僕は周りからの評価が低いので信頼されるように頑張っていきたいと思いました。
黒木 寛斗
今回の講演で今までの自分の人生観が少し変わりました。今までは好きなこと、わかっていることを仕事にすることが社会人としての幸せに繋がると思っていましたが、自ら新しい環境に飛び込むことで何か新しいことを見つけることができ、自分の仕事の幸せと共に他者を支援することもできるのかなと思いました。しかし、その新しく見つかるまでには色々なことや苦難が訪れるかもしれませんが、立ち止まらずしがみつき続けて自分の未来を自分の力で掴み取れるようになりたいと思いました。
髙田 琉生
私は、自分のセカンドキャリアについてあまり考えられなかったのですが、今日の講話、また今までの講話も含めて聞いてきて、とても前より具体的に考えやすくなりました。親と高校卒業後のことを少し話した時は留学の話も出てはいたので、今回のような留学サポート会社があることを知って進路を決める時、視野に入れやすくなりました。また、「起業したての頃、身体は疲れていたが心はウキウキしていた」という言葉を聞いて、自分のセカンドキャリアも自分がウキウキする、楽しいと思えるような仕事につきたいと思いました。
齋藤 天聖
僕は小学校2年生からサッカーを始めてプロを目指してやっていたんですが、そんなんだからセカンドキャリアなんて考えたことなくてプロになるのがゴールになってしまっていたけど、今回の中村亮さんの話を聞いて、プロになれてもそっから生き残るのがとても大切だと思いました。なので、セカンドキャリアを考えておくのも大切だと思いました。
藤原 善司
セカンドキャリアについて聞いて中村さんは結構な成功者だと思ったんですけど、自分のやりたいことやお金を稼ぐことにはものすごい努力が必要なんだなと思ったし、自分にそれができるか少し不安になりました。でも今やっているスポーツでたくさん努力したり嫌なことがあっても立ち向かったり、そういう力を今のうちにつけておけばセカンドキャリアもうまくいくんだなと思いました。講話の中で「人生スポーツだけではない」という言葉がとても印象的で、話を聞く中でその言葉がすごい納得できたし、今のうちからいろんな体験をしたり勉強したりして人生の視野を広げていきたいと思います。
西田 晴
今日の講話を聞いて、中村さんは0を1にする努力や、自分の武器を探すのに長い年月をかけることを惜しまない考え方を聞いて、自分の考えでは出てこない考えが聞けてよかったです。
吉田 樹矢
1歩を踏み出す勇気をもつことの大切さが今回の講話で分かりました。なので、これからの部活動や学校生活で1歩を踏み出せるように頑張りたいです。
芹澤 奏羽
講演を聞いて、自分の本当にやりたいと思うことを今のうちにいろんなことを挑戦したりしながら見つけていきたいなと思いました。
佐藤 恵太
自分が見えているのは少ししかなく視野が狭いと思いました。これから色々なことに興味を持ち視野を広げていきたいと思いました。また、今のうちからセカンドキャリアのことを考えることが大切だとわかりました。
赤平 大和
新しいことを挑戦するのが怖いというか、心配な気持ちも持っていたが中村さんのお話を聞いて、もっと自分と向き合いたいと思いました。