教育実習生による研究授業（理科）

　６月21日（金）、教育実習生の熊谷武虎さんが総合探究科21HRで研究授業を行いました。理科の科目「物理基礎」で「音波」の単元での授業になります。本時の授業はその中でも「弦の振動」について実験を行いました。

　最初に、実験の目的と器具の取り扱いについて丁寧に説明を行い、実際にばねを伸ばしてお手本を示していました。こうした一連の流れを丁寧に説明してもらえると生徒も何をやるかがわかりやすいです。

　今回は、振幅と波の速さの関係を調べる実験と、ばねの伸びと速さの関係を調べる実験の２つを行いました。生徒も班に分かれ、プリントを見ながらそれぞれの役割をしっかりと果たしていました。

　実験など、動きのある授業の指導はなかなか難しい側面があるのですが、指示が的確だったこともあり、2つの実験をやり終えることができました。以下は授業を担当した熊谷さんの感想です。

「説明をする際に、しっかりとうなづいてくれたり、授業後に、「とてもわかりやすかったです」と生徒に声をかけてもらい非常に嬉しかったです。50分の授業を作るのに思った以上に時間がかかり、50分の中で何をどう教えるべきか、生徒一人一人に合わせた授業を作る大変さも学ぶことができました。」