スポーツ概論『セカンドキャリアについて』講師:中村亮氏(株式会社With you取締役社長)

2024.02.21

2/20に1年生スポーツ探究科『スポーツ概論』という授業の一環で、元Jリーガーで現在、株式会社With you 取締役社長を務めている中村亮氏を招いて『セカンドキャリアについて』の講演をしていただきました。

中村氏は2年間、Jリーグでプレーしましたが、けがの影響もあり引退し、そこから現在のキャリアを築くまでの経緯を包み隠さず話してくださいました。順調とは言えないファーストキャリアを経てセカンドキャリアを踏み出す過程は近い将来、高校生自身が直面することです。

高校生は選手(ファーストキャリア)として真っ只中なのになぜセカンドキャリアを学ぶのか、とお思いの方もいるかと思います、セカンドキャリアの現実を知ることで、選手(ファーストキャリア)としてより目の前のことに取り組めるのではないか、という思いからこの講演を企画しました。

今回の講演を自分事として捉え、今後のファーストキャリア、セカンドキャリアに活かしてもらいたいと思います。

文責:高林(スポーツ探究科教諭)

以下、生徒の振り返りです。ぜひお読みください。

自分も海外のレベルが高く整備された環境で競技レベルを高めてみたいと感じました。
自分は海外に行っていろいろな人と関わりいろんなことをやって自分人身だけじゃなく他者も楽しめるような人生にしたい
日本だとプロがメインで使っているような球場やスタジアムをアメリカのスポーツの強い大学は専用で持っていて日本と違いすごい環境でスポーツをやれていて楽しそうだと思いました。
今回の話を聞いて海外にも興味をもった。料理などの道に進みたいと考えているが海外の料理も知りたいと思った。
サッカー選手というファーストキャリアを終えて次のセカンドキャリアをアメリカで見つけるのはすごく行動力があると思いました。
日本国内だけでなく外国にまで視野を広げてやりたいことを見つけることができるので将来がもっと明るくなった気がする。これからは 新しい世界に一歩踏み出す勇気をモットーにして生きていきたい。
やっぱりすぐに何かを手に入れることができるわけなくて、それを武器にするには時間がかかってしまうということをあらためて知った。自分が行動しなければ何も変わらないと感じたのでこれからも主体性を心がけていきたい。
自分は今の段階では将来何になりたいかとか決まっていないけど、話を聞いて、今無理して決めるんじゃなくて、大学行ってから決めるのもありなんだなと思いました。
新しいことに踏み出す勇気を持ちたいと思えたお話でした。
日本の大学に進学することしか自分の考えになかったため今回の話を聞いて大学生から海外に行くという新しい選択肢ができいい時間になった。二年後にどうなっているかはわからないがもし機会があればトライアウトに参加をしてみたい
セカンドキャリアと言ったら、そのスポーツの指導者とか怪我のリハビリなどといった職業しか思い浮かばなかったので、そのスポーツを世界に広げていく職業もあるのだということがわかりました。自分も何か武器になるものを見つけていきたいと思いました。
いいままで日本の大学で続けないといけないと、勝手に思い込んでいたのでアメリカに行くことでまた自分の人生の視野が広がると考えました。中村さんの話を頭に入れつつ自分の将来について考えていきたいです。
自分はセカンドキャリアとかあまり気にしないで生きているけど、目標などは必ずあったほうがいいなと思いました。いろんな視野を広げて自分が将来やろうと思えることを見つけようと思いました。
自分は高校で野球をやめて総合格闘技に転向しRIZINで活躍したいと考えてます
始めるのに遅いことはないという言葉に感動したので絶対ににチャンピオンになりたいです
今知っているものの中から将来を決める必要はなく、新しい世界に一歩踏みだすことが大切。これを自分自身の人生。何かを始めるのに遅すぎることはないことを知り、確かにセカンドキャリアといわれるほどだから、確かにそうだな。と思いました。
何かをするということは簡単なことではないということが改めて分かりました。また自分で動けば動くほど成果が出ると言っていたので、自分の人生なので自分で決めて変えていきたいと思いました。
自分も視野を広げるために海外に行ってみたいなと思った。また、チャレンジして努力し長い時間をかけることで得られることがあると分かったのであきらめずに何かを得てセカンドキャリアに生かしたいと思いました。スポーツ選手のサポートをする職業にとても興味があったためもっと沢山の職業について知りたいと思いました。
今の自分に何ができるかではなく、視野を広げて選択肢を増やすことが大事ということになるほどと思った。
上に行けば行くほど強度が全く変わるということに納得しました。環境を変える時には視野を広げるということが必要だとわかりました。今住んでいる場所での経験は狭すぎて外国に出た時の広さとは格が違います。それに何かのきっかけが自分の人生の大きく影響されることを学び色んなことにチャレンジしたいと思ました。
努力してる人には叶わないことがあるので努力は早めにしていきたいです。これからの人生挑戦します。
セカンドキャリアは簡単に成し遂げれるわけではなく、長い年月を経てつかみ取れるものだと知った。そのためにも、少しずつ小さな目標を達成して後にそれが大きな目標の達成に繋がるのだなと思った。
最高のセカンドキャリアを送るためには今の段階からたくさんの経験やスキルを身につけることが大切で、自分の思い通りにいく可能性なんてとても低いから、その時に折れずにしっかり踏ん張れるかどうかが大切だと思った。今自分も大きいけがをしていてこの先絶対にサッカーを続けていける保証はないから今のうちにさまざまな道を視野に入れておきたい。
アメリカ人と日本人のサッカーのプレイの仕方の違いに面白いと思って交流する場所を作ったのが凄いと思いました。
プロのサッカー選手になったり、教員になったりと職業を転々としながらセカンドキャリアとしてアメリカに行く勇気がすごいと思いました。言葉が通じなくても得意なサッカーを通じてコミュニケーションをとるところも感心しました。
海外でプレーすることは日本では学べないような体験ができたり自分の視野が広がると思うので自分も海外で野球をしてみたいなと思いました。アメリカの野球は自由で面白いので自分もその中に混じってプレーをしてみたいと思いました。セカンドキャリアの大変さを知るかとができるいい機会でした。自分も早めに考えていこうと思います。
自分は今まで海外と日本をつなぐ人は英語が得意で授業だけで分かってしまった人だけだと思っていたが自分で苦労してアメリカで留学しているところがすごいと思った。今後は僕も授業を大切にして学力をつけたいと思った。
いつ大けがをしたり病気になったりするかわからなのでそれに備えて何か資格をとろうかなと思いました。そして英語をしっかり勉強して英語能力をつけておきたいです。
セカンドキャリアを決めるのは自分自身だと思いました。自分が動かないと成果も出てこないので、自分が動くことも大事だとわかりました。新しい世界に一歩を踏み出す勇気も持ちたいと思いました。
セカンドキャリアでは今までやったことないようなことに挑戦したり、逆に今までやってたことを生かしたりしたいと思った。またもともとこれをやっていたからというのに縛られず自分自身のセカンドキャリアが大事というのはなるほどと思った。
今回話を聞いて、何かを手にいれるのはすごく時間がかかり少なくとも5年はかかると聞いてびっくりしました。自分は何とかなるでしょみたいな感覚だったので、これからは、自分の将来について考えていきたいと思いました。
自分はサッカー外での進路などについて、凄く視野が狭く自分の武器が分からなかった。
プロになったら大丈夫ではなくいつ怪我したり病気になるかもしれないからもっとセカンドキャリアについて考えるべきだし視野を広げることの大切さをしり自分も海外や新しいことに挑戦しようと考えることができました。海外に出るときや新しいことに挑戦するときに困らないような準備をしていきたい。
忙しいのは幸せというのはとても実感しました。人生は一つの職業だけと思っていたがいつ何が起こるかわからないことを考え今後自分の生きる人生をどのように決断していくのか、今どのようなことをしたらセカンドキャリアの幅を広げられるのかを考える機会になった。
将来セカンドキャリアを探すときに高校生活で資格を取っとけばよかったと後悔しないように学力を上げていきたい。しかし何かを始めるのに遅すぎることはないと知り、大人になっても勉強できるし、資格を取れることを知ってとてもいいことが聞けた。
アメリカの大学のサッカー部の半分くらいは留学生だということを知りプロの練習は強度がまったく違うことを聞きそんなに変わるんだとびっくりしました。英語を上達するには英語を話せる人のところへ飛び込むと聞き英語がわからない状態で行くのはすごいと思いました。アメリカの大学の環境がとても見ててよく自分もここでプレーをしたいと思いました
今まで海外のことはあまり考えていなかったけど、何も考えていないとこからでもとりあえず挑戦してみれば、成果や課題が見えるということが分かったので、これから視野を広げていろんな関わり方でスポーツに関わり続けたいと思いました。
自分がやりたいことを見つけてそれを武器にするとなると準備が必要になって、準備している間ややりたいことをやっている間にも様々な自分の人生に対する弊害みたいなものがあることを改めて実感しました。その弊害が来たときに、自分はそれを糧にして進めるのか、それともよくない方向に進んでしまうのかというようなことを考えました。
日本とは全く違う環境や人の中で、一人で飛び込んでやっていくのは難しいけど自分を信じて自分のやりたいようにやれば失敗しても成功に近づくということがわかりました。
自分のやりたいことをやるためには英語の勉強など学力を高めていかないといけないなと思いました。
プロになることがゴールではないことを改めて理解することができた。中村さんが膝の怪我でキャリアを終えてから人生はもちろん続くのでといったときに心が動いた気がした。
理由はその通りだなと感じたからです。いつ怪我をするのかはわからないし、何が起こるのかがわからないのが人生だと思うので。一人のこれからまだ続く大変だった人生のことを知れていい経験にも知識にもなった。
プロの世界のことも、海外留学の話ももっと聞きたかった。
何か自分の武器になるものを見つけて、それを人に伝えることでコミュニケーションにつながるという言葉に共感した。自分の武器になるものは、ほかの人には持っていないものだから、それを伝えることで、そこにコミュニケーションが生まれる。自分も自分の武器になるものを人に伝えて、いろんな人と交流していきたいと思った。
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