第１２回吹奏楽技術向上練習会を開催しました

令和５年１１月１８日（土）に４年ぶりとなる富士市立高等学校地域交流事業「第１２回吹奏楽技術向上練習会」を開催しました。

事前に申し込みがあった約１３０人の中学生が、各パートに分かれて専門家の講師から技術指導を受けました。全部で１５講座に分かれて、基礎から応用技術、楽器の扱い方までたっぷりとレッスンを受けることができました。

吹奏楽経験がある顧問の先生でも、全てのパートについて専門的に技術指導をすることは難しいことです。一方で中学校が単独で専門講師を招きレッスンを受けることは、予算的にも簡単な事ではありません。また、生徒数減少の影響もあり、各パート１～２人しか部員がいない中学校も珍しくありません。

これらの課題に対して、技術向上練習会に参加すれば少しの費用個人負担でプロのレッスンを受講できますし、他校の生徒と一緒に練習することもできます。年に１度の開催ですが、生徒たちにとってはとても貴重な経験となる一日となったのではないでしょうか。今回の反省をいかし、来年１１月下旬に「第１３回吹奏楽技術向上練習会」を計画中です。

以下に参加者アンケートの一部を掲載しますので、ぜひご覧ください。

• 姿勢のことや呼吸法など、すごくためになることを団体でも個人でも教えてくれてよかったです。すごく優しくて適切なアドバイスをもらえてよかったです。知らないことや指使いまで教えてくれてうれしかったです。最後の合奏もとても楽しかったです。
• 講師の先生に初めて教わることが多くてとても勉強になった。練習の仕方、アンブシュア、姿勢などを細かいところまで楽しく教えてくれたので良かった。長くないけど、もう少し時間があっても良かったと感じた。レジスターとかは初めて聞いたので同じパートや学校の部活の人にも広めたいと思った。
• 吹き方について色々教えてもらい、前よりもきれいに吹くことができるようになったので良かったです。ですが、まだ聞けなかったことがいくつかあるし、他校の人を見たり聞いたり色々学ぶことがあったので、またこういう機会があったら参加したいです。
• 楽器の手入れをすごく細かく教えてくれてすごくわかりやすかった。スライドを伸ばすとともに音の出し方が変わるなど初めて知ることが多くとても勉強になった。
• 練習だけではなく、メンテナンスなども教えていただき、とてもためになりました。教えてもらったところを意識して吹くと、自分のデメリットと感じていた部分が気にならなくなり、とてもうれしかったです！！