地域交流事業『第23回人工芝で遊ぼう』(動画あり)

2023.10.24

本日、地域交流事業『第23回人工芝で遊ぼう』が開催され、未就学児のお子様、保護者26組(50人超)、ひな保育園の年中、年長が36人にご参加をいただきました。

この企画は1年スポーツ探究科の生徒が「スポーツ総合演習」という授業の中で、小さい子供が安全に楽しめる遊びを考案し、何度も試行錯誤を重ね、この日を迎えました。

遊びのブースは大きく分けて、園児ブースと未就学児ブースの2つあります。園児のブースは4つの遊びを10分ずつローテーションし、飽きさせない工夫がありました。また、生徒は引率の保育教諭と密にコミュニケーションを取り、休憩時間の相談や園児の体調管理など、安全面への気配りをする場面も見られました。

未就学児の遊びブースではペットボトルに水を入れてボーリングの遊びをするなどのアイディアも見られ、腰をかがめ、未就学児と同じ目線で話す姿がありました。

『人工芝で遊ぼう』の企画、立案、運営の経験を通して、今回の事業だけではなく、これからの学校生活、そして高校卒業後の進路先、社会生活で活きることと思います。

写真や動画をアップしますので、本校参加生徒の感想とともにぜひご覧ください。(掲載する写真、動画は参加していただいた未就学児の保護者、園児、本校生徒の許可を得ています。)

・今日僕は、未就学児と貴重な経験になったのでよかったです。もっと自分たちから話せるようにしていきたいです。
・小さい子供の接し方や話し方など身につけることができたと思う。ほんとにかわいかった。
・小さな子は最初は大きな高校生を見て不安に思ったり怖く思われたりしていたと思うけど、距離を縮めるために目線やペースを合わせてあげることが大切だと学びました。また、危険な場面とかもあったのでちゃんと目を離さず見守ってあげることも大切だと学びました。例えば、説明する時やボールを投げる時などに膝をついたりして、子供の目線になって接することが大事だと感じた。

・子供と遊ぶときにただ遊ぶんじゃなくて目的をもって遊んだりどんなことが起こるのかを予測するってことが大事だと思いました。あと、慌てない冷静でいることが大事でした。実際子供同士で喧嘩みたいにボールをあてて泣きそうだったんですけど「痛くないよ大丈夫だよ」と落ち着いて対処してたら泣きそうになるのをやめました。あと、一緒に遊んでる時に凄い笑顔で大笑いしてくれる子がいて嬉しい気持ちになりました。
・自分は未就学児の担当で、いつもの態度で接するより優しくするのは小さい子達全員そうだと思いました。そして、小さい子に遊ばせるには高校生達で少しみせてボールを蹴ってみたり投げてみたりとやることで、喜んでる人もいたので真似させるってのが大事だと思いました。
・増え鬼をやって、初めの鬼の子が1人でも一生懸命走って追いかけてるところを見ていて、本物の一生懸命ってこういうことなんだと改めて知った。小さい子たちは意外と繊細で色々なことを見ているので、自分も常に見られる側としてもしっかりしたいと思った。

目線を合わせてゆっくりと説明する

園児への説明もグループで何度も話し合いを重ね、試行錯誤し、この日を迎えました。

・今回の体験をやって小さいことどのように関わるのかがとても難しかったです。でも、仲間から同じ目線でゆっくりしゃべるといいよという風にアドバイスをもらったので実践するとよく喋れたりできました。これを次の人工芝体験にいかしてやりたいです。
・園児との接し方や同じ目線から同じ立場から話すことで怖がらないようにするなどを学ぶことができた
・自分は未就学児を担当したけど、みんなかわいかった。
・なにをするのか分かんないので未就学児の行動に気を配りながら、楽しく遊べました。次もがんばりたいです。

・子供達相手だと指示が通らなかったり聞かなかったりして、改めて人間を動かす大変さがわかりました。これからこういう活動を通して今よりも人を動かす力をつけていきたいです。
・未就学児は自分で出来ないことも多くあり、それを理解した上で未就学児たちが楽しめるような遊びを考えることの難しさを身をもって実感できた。
・小さい子たちとのふれあいって、小さい子たちはとても素直で感情がわかりやすいことがわかりました。これからの生活でも小さい子が困ってたりしたら積極的に声をかけて助けたいです。
・小さい子と触れ合う中で言葉の使い方や目線などに気をつけながら喋りました。

遊びの中にも、ラダーやケンケンパを入れることで、身体運動の側面も入れていました。

・幼稚園児と遊んでみて意外とまとまらないところや話を聞いてくれなかったりしたけど最後の方に慣れてくるとみんな話を聞いてくれたのでまとめる力が少し付いたと思いました。普段の学校生活でも活かせるように頑張りたいです。
・今回、未就学児と触れ合って目線や言葉遣いなどを、意識することが大切だと分かった。今後も活かしたい。
・あんまり小さな子供たちと触れ合う機会があまりなかったのでとても楽しかった。子供たちとどう接していけばいいのか少しわかった気がする。
・小さい子と接していろいろ経験してこれから小さい子と関わってくると思うからこの経験を生かしていきたい。

自作の遊びグッズ

・将来、子供と関わる仕事(保育士や幼稚園の先生)をすることになったときや自分の子供が出来たときの練習になり、とても良い体験が出来たと思った。
・普段関わりの少ない年齢の子達と遊んでみてその子たちがどんな遊びがしたい、どんな物を使いたいのかが全然読み取れなかったので年齢差のある人たちとでもしっかりとコミュニケーションを取れるようにしたいと感じた。
・関わりのない子供達と関われて自分の考えや色々なものに興味を持つことができた。
・今回人工芝で遊ぼうを体験してみて、小さい子に目線を合わせたり、一緒に遊んであげて、その状況に応じて適する行動を考えてすることがとても重要だと思いました
・今日人工芝で遊ぼうを体験して思ったことは、小さい子達を相手にするのは大変だなと思った、なぜなら小さい子達が勝手に走り出しちゃったりずっと喋っていて指示が通りづらかったりしたからで、今回は幼稚園の先生がいたのでなんとかなったけれど、自分達はまだ人工芝で遊ぼうをやるので次やるときは幼稚園の先生に頼らず自分達だけで、小さい子達をまとめられるようにしたい。

・人をまとめる経験ができた、自分たちと同じぐらいの年の人ではやったことがあるが10歳ぐらい年下の人では初めてだったから社会に出て上司になった時に役に立つと思いました。
・自分自身が笑顔で楽しみながら接することで子供達も笑顔で楽しそうに遊んでくれたので嬉しかった。
・幼稚園児と遊んで最初に思ったことは意外に言うことを聞いてくれるということです。準備の段階で自分たちの言うことはもっとわかりやすく言わないと分からないのではないかと思ってすごく簡単な日本語にしたけど、予想以上に言ったことは理解してくれて進行をしやすかったです。ですがこれは準備の段階でたくさんのことを考えていたから思ったことなので、何かをするには予想されることはしっかりと対処できるようにしておくことが大切だと思いました。
・幼児と遊ぶ楽しさや面白さを体験できた。まだ、貴重で簡単にはできない体験をできた。

・自分は未就学児の遊び相手の役割をして、小さい子どもは思っていた以上に積極的にいかないと楽しませてあげるのは難しいなと思いました。
・園児と遊ぶ時は楽しそうにし、たくさん褒めてあげることを意識してやりました。そうすると園児も笑顔になり毎回楽しかったと言ってもらいました。園児は高校生のことをたくさん見ていて投げ方も真似してたりそのため1つ1つの行動を気を配りながら常に見られていると思いながら行動することが大切だと感じました。
・幼稚園児がどうしたら楽しめるかをグループみんなと考えを出し合って、障害物リレーを作ることができた。実際にやってみて、コーンの色を変えたりしてもっと面白さを出せたらよかったなと思いました。
・普段やらないことでしっかりできるか心配で緊張したけど、未就学児の視線に合わせたりとか話し方に意識してやったら笑ってくれたりしてくれたので嬉しかったし、楽しかったです。今回の事を活かして次の人工芝で遊ぼうをやりたいと思いました。

水を入れたペットボトルをボーリングのピン代わりに。

・幼児と遊んで学んだことは幼児の気持ちを理解しようとすることが大切だなと感じた。
・これから社会人になっても相手の気持ちを理解しようすることを大切にしていきたいです。
・僕が将来体育教師になりたいのでいい経験ができた。幼児と遊ぶのが好きなのでテスト明けでとても癒されたのでそっち系の仕事に就きたいと少し思った。
・自分は今回の人工芝で遊ぼうに参加して、人をまとめること、統率力や忍耐力を学びました。園児の子達がなかなか言う事を聞いてくれないこととかがありましたが、忍耐強く、まとめる事が出来たと思います。自分はこの経験を活かして、将来の夢へ繋げられたらと思っています。

・小さい子と遊ぶとなると友達とかだと理解出来ることも理解出来なかったりするので説明など工夫した方がよかったです。僕は未就学児の担当でしたがあまり一緒に遊ぶことが出来なかったので次は、一緒に楽しく遊べるようにしたいです。
・人工芝で遊ぼうに対しての反省は自分は未就学児の担当だったため、子供に対して目線を低くして接した。また、自分たちが考えた遊びのボーリングは未就学児にはまだ難しかった。なので、もっと未就学児でも楽しめる遊びを考えたい。また遊ぶ道具も少なく後半で飽きてしまう子もいたので、もう少し道具を増やしたい。そこを次回の課題として次も取り組みたい。
・子供に対する接し方や、子供についての行動など今まで以上に理解することが出来ました。これからの生活でも、子供と関わる機会があると思うので、得た知識などを活用していきたいです。

テニスボールを1点、ソフトボールを2点にするなどの工夫も見られました。

・今日ひな保育園の園児の子達と遊んでどのように接した方がいいのかなやどうやって説明すればわかってもらえるかななど色々なことを考えて人工芝で遊ぼうをすることができてとても大変だったけど小さい子と関わるのはとても楽しくてとてもいい経験をすることができました。
・幼稚園や未就学児と自分たちが決めた遊びやルールを使って遊ぶことによって子供たちの目線に立っていてあげることが大事だと思いました。

・学校と寮では同じ学年の人や先輩方と関わる機会しかなく、未就学児や幼児の子達と関わる事がすごく珍しくて慣れない感じだった。だけど、自分が小さい子供と関わることで大人に近づいた気がしたし、分かりやすく伝える為に考えたり協力したりする所でもすごくいい経験になった。

まだハイハイのお子様も参加してくれました。

授業の中で、「わかりやすい説明を」ということで繰り返し練習しました。

次回は来年度の5月を予定しています。富士市内の街づくりセンターや3歳児検診の場所にチラシを置かせていただくので、次回も多くの方の参加をお待ちしています。

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