1年生後期究タイム「ディベート大会」開催
令和5年2月14日(火)の午後に1年生後期究タイム発表会としてディベート大会を開催しました。
先日のLHRで実施したプレディベート大会と同じ論題「日本は外国人労働者の受け入れを拡大するべきである。是か非か。」で論戦を繰り広げました。
生徒たちは、肯定側・否定側に割り振られ(個人的な考えは考慮せず自動的に割り振られます)、立論→質疑→第1反駁→第2反駁の順に進みます。
勝敗ジャッジも待機している生徒たちが担当します。
10回程度の授業内準備、1~2回のクラス内練習試合、LHRでのプレディベート大会を経て当日を迎えています。どの会場でも熱戦が繰り広げられており、この1年間の探究学習の成果を感じました。どの生徒たちも本校の探究サイクルの中でも「調べる→考える→まとめる→発表する→振り返る」の流れを実感することができていました。以下、生徒たちのリフレクションです。
ディベートを通して反駁する時にはしっかりとした根拠となる資料を提示することの大切さを知ることができました。第1回目のディベートの時には全然資料が足りなくて、質問されても的外れなことしか発言することができなかったのが、今ではたくさんの資料を集めてプラスで付け足すことができるようになりました。さらにその発言に説得力を持たせるためには、資料も大事だけど、声を大きくして堂々と言うことや何度も言うことの大切さを感じることができました。(総合探究科)
自分は最初は否定側の考えを持っていましたが、肯定側としてディベートをすることになり、色々なことを調べて、様々な考えを持つことができました。そして、多様な考えや意見を持つ人がいることを改めて知ることができました。外国人労働者の受け入れ問題について関心を持つようになりました。(ビジネス探究科)
最初はどんな感じで戦っていくか分からなかったり、どういうことを言えば相手を倒せるかなど考えるのが難しかった。自分がやる時とジャッジをしている時に感じたのは、より多く、正確な資料を探して発言することが大切だなということです。練習試合の時は反駁を上手にできなかったけれど、本番では時間いっぱいまで発言することができたので成長を感じられました。今回のディベートで、データを上手に使っていうことの重要さがわかったので今後にいかしていきたいです。(スポーツ探究科)
情報があってこそのディベートだと思いました。1番最初はメリットを述べて「受け入れを拡大するべきだ」と伝えるだけで説得力がなかった。でもメリットに合わせた情報を出すことで、その説得力が増しました。また自分だけだと気づかないことや言葉足らずの部分もグループで協力して話し合ったからこそ、楽しく真剣に取り組めました。ディベートに真剣に向き合ったからこそ勝ったときにはすごくうれしかったです。(総合探究科)